在宅ワーク歴10年以上の私の場合

1円からフレックス勤務まで在宅ワーク歴10年以上のわたしの場合

体調、家族、環境がなかなか難しい状態だったわたしにとっては「負担にならない働き方」を見つけないと継続ができない。

今回は、自由な働き方、とかおしゃれなことではなく在宅でしか働けないわたしがどうやって食いつないできたのか、泥臭い(でも体力ないので農家はできません)現実を紹介します。


目次

1. ベッドのうえからほぼ動けない。携帯で1円を稼ぐ

ゆっくり始まる朝の在宅ワーク

在宅ワーク。どこかに応募して受注して、、とそこもたどり着けない状態からのケース。
そもそも起き続けていられない、座り続けていられないってどうやって稼ぐの、という状態からでした。その状態でまず、始めたことは、いまでは一般的になっているポイントサイトです。

Gendama

資料請求とか、アンケートとか、お金がかからないのだけをぽちぽちたいした金額にならないのはわかっているのです

しかも資料請求とかは住所は提供しないとダメですから、個人情報的にもよくはないです。

それでも座ってられない、目や肩を酷使できないっていう時点で内職も選べない状態からすると、売るものは「個人情報」しかない状態でした。

外にもでられない状態だったので、中古品を売り払うのにも出向かいないとならなかったし(今よりネットが中心ではない時期)今あるものでなにが売れるかっていったらその程度でした。

ただ当時、ポイントサイトは出始めで、仕組みや広告主が怪しさをまだ醸し出している時期で、ASPなどという用語も一般的ではありませんでした。
またアフィリエイトという言葉も怪しさ満載で、敬遠されていた時期。(そのころ始めていた人はだいぶ設けてそうですが)

それでも、特に躊躇なくはじめられたのは、体を壊す直前まで勤務していた会社が先駆者的なポイントサイトの会社だったからです。

業界内を知っていたので、あまり警戒せずにできたという点はありました。この点はラッキーだったと思います。


2. 1円の積み重ねのあとにやったこと

短時間集中で作業する

とにかく外にでれない、自宅で完結する必要がある

在宅ワークはおしゃれではなく、自宅で完結するものを徹底活用するもの

とにかく、ベッドの上からでもできることが必要でした。寝たきりとまではいかないし、ある程度や緊急時は動けるものの、常に座っている、常に立っている、ということすら難しかったため、一番体調の悪い「できない状態」に合わせて考えることがベースでした。

1円でも積み重ねれば500円や1000円くらいにはなります。換金すると手数料がかかるのである程度たまるまではそのまま保持です。そして5000円くらいたまった段階でしたことそれは在宅ワークサイトで「発注」することです。

1円でも積み重ねれば500円や1000円くらいにはなります。換金すると手数料がかかるのである程度たまるまではそのまま保持です。そして5000円くらいたまった段階でしたことそれは在宅ワークサイトで「発注」することです。。


3. ポイントサイトで食いつないでいるワーカーがなぜ「発注」?

タスクを体調に合わせて振り分ける

ポイントサイトやデータ入力も、数をこなせばある程度は収入になるのはわかっています。しかし立ち続けられない、座り続けられない人が、画面見続けたり、打ち続けたりして体調崩さないと思いますか?

携帯をいじることでもほんとは負担なのです。そのため自分が作業する側にならない方法考えました。

それが発注側に回ることです。

通常会社運営や事業が大きくなった時に「外注」って考えるものだと思うのですが、どう考えても、1円の積み重ねはこの体力ではできない。そのため、そういう体調や環境が落ち着くまで待っているわけにはいかなかったのです。ここには別の事情もあり、こどもが手を離れてしまっていたので早く取り戻さないと、しかし、体自体も動かない、お金も稼げない、という状態で編み出した策ということです。

    • 幸い、お金がなかったのですが、当時ちょっと身を寄せていた祖父母の家には、もう使わない着物がたくさんありました。最初こけしとか、そういったものをヤフオクで売ったりも考えましたし、ebayも登録していましたが、いまほどインバウンドや日本文化が盛り上がってなかったので、それほど反応はありませんでしたし、工夫している余裕・気力もありませんでした。
    • そこで、着物をリメイクすることで、ちょっとしたものをつくり、それを販売しようとする方向に変えました。そのための外注というわけです。自分でやればもっと節約できるのかもしれませんが、携帯をずっともってられない人がミシンや手縫いをずっと続けられるわけがありません。出費より作業を外注することが体を守る方法だったからです。

4. 無理な案件は「合わなかった」と割り切る

仕事を断る判断をする

どんなに良さそうな案件でも、やってみて「これは無理だ」と思ったら、**無理せず離れて大丈夫**。

在宅ワークには「向き不向き」があり、全員が万能にならなくていいのです。

納期が厳しすぎる、コミュニケーションが苦手、報酬が低すぎる──
自分のペースで働くためには、断る勇気もとても大事です。


5. 「仕事のやり方」も自分仕様に作り変えていい

快適な在宅ワーク環境

椅子に座って作業がつらければ、ベッドに寝転んでスマホで作業してもいい

蛍光灯がきついなら、間接照明+画面明るさダウンでOK

「こうでなければならない」という固定観念を外していくと、“自分に優しい働き方”が見えてきます

それでも仕事はちゃんと進むし、クライアントはあなたの姿勢ではなく、成果を見ています


まとめ:在宅ワークは「自由」じゃなく「調整力」

この記事のまとめ

  • 午前は休んで午後から働くのもアリ
  • 1日1時間でも、続けられたら十分
  • 体調に合わせてタスクを振り分けよう
  • 合わない仕事は遠慮なく離れてOK
  • 働く環境は自分仕様で整えて大丈夫

在宅ワーク=自由とよく言われますが、
実際に大事なのは「自分に合わせて調整できる力」だと感じています。

制限があるからこそ、自分の“できる”を見極めて、続ける工夫が必要。

この記事が、あなたの在宅ワーク生活の一歩を、ちょっとだけ軽くしてくれたら嬉しいです。

抜け道レンジャー
生活の構造と制度のすきまに、よく落ちるタイプです。
国際結婚・離婚、シングルでの子育て・介護、在宅での働き方や制度との格闘など、
「どうしたらいいのか誰も教えてくれないこと」を経験から言語化しています。
専門家ではありませんが、支援窓口や手続きでつまずいた人の“翻訳者”のような立場で情報をまとめています。
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